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母乳生活のデメリット

去年12月に娘が生まれてから1日の生活リズムがガラリと変わり、なかなか自分1人の時間を作ることができませんが、娘が生まれ母乳栄養を続けていて日々思うことがあり、ちょっと書いてみたいと思います。

 

  

育児書や育児に関するウェブサイトを見ていると母乳栄養とか母乳育児という言葉をたくさん見かけます。

母乳にはたくさんのいいことがある!

栄養面や心理的な面での具体的なメリット、経済的にも粉ミルクより安い!と言った情報は多くの方が育児書や子育て系ウェブサイトで見たことがあると思うのでここでは省きますが…

  • 母乳をあげることは素晴らしいこと
  • 母乳が出るならあげるべき
  • 母乳が出るように努力をするべき

 こんな風潮があるように感じます。

 

 

反対に、母乳栄養のデメリットは??というと、あえて「母乳 デメリット」などと言葉を選択して検索しない限りあまり見かけることがありません。

 

 

私自身、出産前は

「母乳がちゃんと出るといいなー、できれば母乳で育てたいなー」と軽く思っていました。

もちろん、母乳がしっかり出るかどうかなんて妊娠中は分かりませんし、出ないなら出ないで粉ミルクを使うことに抵抗もありませんでした。

粉ミルクがいけないなんて全く思いませんが、「母乳は素晴らしい」というたくさんの情報を見聞きするうちに「母乳で育てたい」という思いが強くなっていったのです。

 

 

しかし、実際に娘が生まれて母乳をあげる日々が始まり、今のところありがたいことに母乳のみで娘はすくすくと育っているのですが、母乳栄養ならではのデメリットを感じることもあり、個人的に私が感じたデメリットを書いて見たいと思います。

 

 

 

夫とシェアできない頻回授乳 

1日の授乳回数や1回の授乳にかかる時間はベビーの月齢や個人差もあると思いますが、一般的に母乳の場合、粉ミルクと比べて消化が早いため頻回に授乳が必要になると言われています。

 

現在、うちの娘の場合、日中は約1時間に1回の授乳です。夜間はそれほど欲しがらず、5時間以上ぐっすり眠ってくれるのですが、特に夕方は「もうお腹空いたの??」と娘にツッコミたくなる程、頻回に授乳が必要です。

 

この頻回授乳、夫とシェアできるといいのですが、夫にしてもらうにはまず搾乳をしなければなりません。我が家には電動の搾乳機があるので搾乳自体は楽ですが、搾乳後、使用した搾乳機の部品を洗って消毒、乾燥させて片付ける…というのがちょっと面倒だったりします。

 

また月日が経ってくると作られる母乳と娘の飲む量のバランスがいい感じに合ってくるので、初期に感じた「胸が張って痛いから搾乳したいわー」という気分にもならず、現在では「娘の様子をみて直接母乳を与えるのが一番楽」となっています。

 

母乳をあげること自体は娘と過ごす良い時間だと思いますが、半分寝ながらちょっとずつおっぱいを飲むこともある我が娘は、実に長い時だと30分以上吸っている時もあり、この間、動くこともできず頭の中は「あー洗濯物干したいなー、あそこにゴミが…掃除機かけたいなー」など…あれもしたい、これもしたいと色々考えてしまうのです。

 

やっと授乳が終わると今度はげっぷをさせるのですが、派手にミルクを吐くこともあるので、着替えも必要。オムツを替えたり、自分自身が水分補給をしたりちょっとトイレに行ったり、家事をしたりしていると、あっという間に次の授乳時間がやってきます。

 

 

泣く=おっぱいが欲しい?

母乳についてネットや本などで調べると「欲しがるだけあげればいい」という言葉をよく見かけました。粉ミルクの場合、1日にあげる回数や1回量などが決まっていて飲ませ過ぎに気をつけなければいけませんが、母乳の場合、それらが決まっていないのも難しいところです。

私が読んだ母乳の本には「赤ちゃんは満腹中枢が完成していないから、お腹がいっぱいになったという感覚がない。欲しがるだけあげて、あげ過ぎた分はおしっことして排泄したり、げっぷの時にミルクを吐いたりして調節している。」と書かれていました。

 

つまり、実際母乳をどれくらい飲んでいて、それが足りているのか、実は多過ぎるのか…ということがよく分からないのです。

 

当たり前ですが、赤ちゃんはよく泣きます。

泣くことでしか気持ちを表現できないのだから仕方ないのですが、泣く原因がオムツを替えてほしいからなのか、お腹が空いているからなのか、お腹に空気が溜まってうまくげっぷできなくて不快なのか…あるいは、単に泣きたい気分なのか…見ただけ分かりません。

もちろん、一通りチェックし泣いている原因を探ります。

オムツを確認したり、ちょっと抱っこしてあやしてみたり、いつも「泣く=お腹が空いている」だとは思っていません。

 

でも娘の場合、大泣きしている時に最も効果的に泣き止む方法は おっぱいを吸わせること というのも事実。

これは「本当にお腹が空いていておっぱいが欲しい」というときもあれば、「おしゃぶり代わりに吸っていると安心する」というときもあるようで、とりあえず抱っこしておっぱいを吸わせるとすぐ泣き止みます。

 

それを知ってか、夫は泣いている娘に対し、少しはあやして泣きやませようとか、泣いている原因はなんだろうと考えたりしてくれますが、「やっぱり、おっぱい欲しいんじゃないの?」と泣いている娘を私の元に連れてきます。

 

「さっき授乳したばっかりだけど」と思いつつも大泣きする娘を放っておけず、もしかしたらもうお腹が空いたのかもしれないし…と思い、抱っこしておっぱいタイム開始。少し経つと眠ってくれますが、寝たと思ってベッドなどに移動させるとすぐにまた大泣き。

 

結局おっぱいを吸いながら私の膝の上で寝るのがお気に入りのようで、しばらく動けなくなるのです。

 

 

公共の場での授乳

ベビーが誕生して、いつからお出かけするか?というのは個人によって、また環境によっても色々と考え方の違いがあると思います。

よく日本の育児書などには「生後1ヶ月検診までは自宅で過ごして、検診をパスしたら少しずつ外に出てみましょう」と書かれていますが、スコットランドでは、生まれてまだ1ヶ月も経っていないようなベビーをスーパーなどで見かけることも多々あります。また生後1ヶ月経つ前の家庭訪問でも、ヘルスビジターさんから「ビタミンD不足にならないように天気がいい日は外に出るといいわよ!」と言われるほど。

特に冬の日照時間が短く、ビタミンD不足になりがちなスコットランド。曇りや雨の日も多いので、「天気がいい日にお散歩に行こう」なんて思っていたら、散歩に行く日を逃してしまいます。天気がいい日だけでなく多少の雨、風だったら気にせず散歩に行くのがスコットランド流のようです。

 

うちの場合は真冬の12月生まれだったこと、私自身、帝王切開で出産し病院から処方された大量の痛み止めを服用していたこともあり、最初の1ヶ月は自宅で過ごしました。1ヶ月を過ぎた頃、バギーで公園を散歩したり、散歩ついでにちょっとカフェに寄ったりすることもありましたが、公共の場での授乳に慣れていなかったので最初の頃は短時間のお出かけ。

2ヶ月くらいになった頃から、2〜3時間のお出かけをするようになりました。 

 

このお出かけの時にいつも考えてしまうのが授乳。

粉ミルクと比べれば、ミルクやお湯などを持ち歩く必要がなく、いつでもどこでも授乳できるのがメリットといえばメリットですが、カフェなど公共の場での授乳に抵抗を感じるのも事実です。 授乳用の服ももちろんありますが、おっぱいが見えてしまわないかとヒヤヒヤします。

最近は少しずつ慣れてきましたが、ポロっと見えてしまないように注意しなければなりません。

 

 

乳房管理

母乳栄養をしていると乳腺炎や乳頭の亀裂などのトラブルが起きることがあります。

今のところ、ありがたいことに大きなトラブルはありませんが、いつまでこの母乳生活が続くか分かりませんし、今後なんのトラブルもないはず…とも言い切れません。

乳房の手入れをし、トラブルを防ぎながらの授乳生活もなかなか簡単なことではありません。

 

 

 

正直言って、今まで何度か「母乳やめたいなー、ミルクの方が楽やん!」と思ったことが何度かあります。それでも「でもなー、せっかく出るのに止めるのか…娘はこんなに喜んでおっぱいタイムを楽しんでいるのに…」と思い続けてきました。

 

今後の娘の成長次第では粉ミルクとの併用になるかもしれないし、意外にも完全母乳の状態がまだまだ続くかもしれない…離乳食が始まっても母乳を欲しがるかもしれない。

 

 

いつまで娘との母乳生活が続くか分かりませんが、卒乳のその日まであまり考え過ぎず、たまには愚痴をこぼしながら、気長に付き合っていけたらなーと思います。