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スコットランドで出産 その1 

スコットランドの医療 妊婦生活

明けましておめでとうございます。

前回の記事からだいぶ日が経ち、2017年を迎えてしまいました…

 

 

昨年12月某日、無事、長女が誕生しました。

正直、想像していた出産とはだいぶ異なり、いろんなことが起きた出産となりましたが、今こうして元気でいられること、娘が無事に生まれてきてくれたことに感謝する日々です。

 

今回から数回に渡り、スコットランドでの出産について綴ってみたいと思います。

 

 

 

41週後半までギリギリ待ったのですが、誘発分娩予約日(41週5日)まで生まれず

スコットランドNHSで誘発分娩をすることになりました。

 

前回の記事に書いたスケジュールに沿ってまずは病院受診です。

cream-tea.hatenablog.com

 

妊娠 41週5日

予約時間は午後3時。

いつものGPではなく、エコー検査の時に行った地域の大きな病院を受診。

まずは誘発分娩の場合にルチーンとして行うエコー検査を実施。

 

この時エコーの技師さんから、羊水は十分にあり、胎児心拍もしっかりしている、胎盤も問題なさそうと説明を受けました。

 

 

事前に過期産(妊娠42週以降)の場合のリスクについて調べたところ次のようなものがありました。

  • 胎児が巨大児になり分娩に支障が出る可能性がある。
  • 逆に胎盤機能が低下している場合は胎児が十分な栄養を得られず胎児がストレスを感じる。
  • そのストレスから本来、出産後に排泄する胎便を羊水内で排便してしまい、それを吸飲することによって重篤な呼吸障害を引き起こす胎便吸引症候群になる可能性がある。
  • 羊水が著名に減少し、分娩の際に臍帯を圧迫し胎児の心拍数が低下する可能性がある。

 

 

妊娠中、NHSでのエコーは12週の時と20週の時のみ。日本の妊婦健診でおなじみの胎児の推定体重も聞いたことがなかったので、胎児の大体の大きさを質問してみましたが「それは分からないわ」と即答されてしまいました。

頭の大きさとかいろいろエコーで計測して計算できるんじゃないの?と思いましたが、とりあえず羊水量や胎盤に異常がなくベビーも心拍もしっかりしていることが確認できたのでちょっとホッとしました。

 

 

 

その後、産科病棟へ案内され待合室で待機。

部屋が空いたら案内するからちょっと待ってて!と言われ、15分くらい待った夕方4時過ぎ、4人部屋へ案内されました。すると、日本でいう看護助手さんのような方がみえ、「メニュー選んでね!」と夕食のメニューを持ってきました。

夕食のメニュー?このまま入院???

てっきり、誘発剤の第1段階であるPropessを入れて帰れると思っていたのに…どうなるのかなーとちょっと不安に。

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4人部屋でしたが、日本の大部屋と比べるとかなり広めの印象。

部屋にはシャワーとトイレがあり、陣痛逃しのためのバランスボールやモニター類なども置いてありました。

 

 

夕方4時半過ぎ

初めてのNSTノンストレステスト)を開始。他にも血圧や体温などを測定されました。この日は助産師の学生さんもいて、「バースプランを確認させてください」と言われ事前に書いておいたバースプランを一緒にチェック。

 

バースプラン…

あれを書いたのは随分前のことだったなー。あの頃は、もう37週すぎたらいつ産まれてもおかしくないんだし…なんて思いながら入院用のホスピタルバッグを用意したり、ベビーの服を洗ったりして準備してたっけ。。なんて思いながら、「このプランを書いた時はまさかこんなにも予定日から遅れるとは思ってなかったからバースセンターで出産希望って書いたけど、状況が変わってきちゃったわ。誘発剤を使うと陣痛がかなり強くなるって聞いたことがあるから、状況によっては無痛分娩を希望するかも」ということも伝えました。

 

 

夕方5時

先ほど選んだ夕食が運ばれました。

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正直言って、「すごく美味しい!」とは言えませんが、まー食べられないことはないかな?というお味。ただ、付け合せの茹でたブロッコリーだけは、ここまで茹でなくても…というくらいクタクタで味がなく食べられず。また病院の食事として出された割には栄養バランスは大丈夫なんだろうか?と疑問が残る内容でした。

 

 

夕方6時ごろ

NSTの結果をこの日の担当だった助産師と産科Drがチェック。

その結果「規則的に子宮収縮が来てるから、Propessは使わない方がいい。使うとかなりの強陣痛になる可能性がある。今、痛みはない?」とDr。

 

正直言って全く陣痛らしき痛みはなく、時々感じるお腹の張りのみでした。

しかもこのお腹の張りは臨月に入った頃から毎日のようにあったので、いつもの張りかーという程度。

 

その後、助産師さんが内診と卵膜剥離を実施されましたが、

「まだ2センチぐらいね。今の刺激で効果があったか4時間後にまたチェックするから、それまでは病院で待機ね」と言われ、ちょっとでも効果があるように、夫と病院内を散歩しながら過ごしました。

 

 

夜8時半過ぎ

先ほどまで担当だった助産師が夜の担当に交代するからと挨拶に来られました。

 

 

夜9時

日本でいう看護助手さんのような方が「コーヒーか紅茶はいかが?」と1人1人の患者さんのベッドサイドに声をかけてくださり、紅茶をいただきました。

後々知ることになるのですが、このドリンクサービス、入院中は毎晩ありました。

 

 

夜9時半ごろ

夜の担当の助産師さんが来られ、再びNSTを開始。この時も胎動に伴う張りのみで痛みは全くなし。

 

 

夜10時半ごろ

NSTの結果、やっぱり子宮収縮が一定間隔できてるからPropessは使えないと言われ、再び内診。子宮口は変わらず2センチだったので子宮口の刺激のみされ、退院の許可が出ました。

 

 

翌日の午後2時までに変わりなければまた病院へ来るよう指示されこの日は帰宅。

誘発のための何らかの処置がされると思っていただけに、ちょっと期待外れな気分でこの日は帰宅しました。

 

 

続きはまた次回。