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両親教室 その3

スコットランドの医療 妊婦生活

 先日、両親教室の3回目が行われました。

この日のテーマは Infant Feeding  授乳についてでした。

 

 

今回の両親教室よりもずっと前にさかのぼること数ヶ月…妊婦健診1回目の時に母乳育児についてのDVDいただき、妊娠中期に入った頃にそれを夫と一緒に見ました。

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このDVDでは母乳育児のメリットや実際の方法、トラブルがあった時の相談窓口などが紹介されていました。また母乳育児をスムーズに進めるために出産後すぐに行うskin to skinが大事であること、生まれて間もない新生児は胃が小さいからほんの少ししか飲むことができないので母乳の出が少ないことを気にする必要はなく、母親もベビーもお互い初めて同士でぎこちなくなるのも当然だからとにかく続けてみることが大事!という話も出ていました。

 

 

ベビーの胃の大きさ

と、以前頂いた資料に紹介されていました。そんな小さなベビーの胃袋だからこそ、ちょっとずつ何度も授乳が必要なんですね。

 

 

このDVDを見て思ったのは、イギリスって日本以上に母乳育児に力を入れている感じがするけど、それがプレッシャーになるお母さんはいないんだろうか?ということ。

またイギリスでは、日本だと妊娠中から始まるマッサージなどの乳房ケアの指導が全くないことも気になり、検診の時に助産師さんに聞いてみたことがあるのですが、「何もしなくていいわよ。」と言われ、母乳育児に力を入れている割には妊娠中の乳房ケアが全くないことに驚きました。

 

 

 

そして今回の両親教室

まず最初に言われたのは「今日は母乳育児についてをメインにいろいろ話をするけど、母乳とボトルミルク、どっちを選択するのか混合で行うのかはそれぞれのベビーの状況や母親の状況や考えによって異なるだろうから、あなたが選べばいいのよ。」とまず最初に言われ、ちょっと一安心。

また「出産後、自宅に帰る前に必ず母乳のあげ方を助産師に確認してもらってね、翌日から助産師が自宅に訪問するけどその時が授乳の時間とは限らないから、ちゃんとこれなら母乳があげれそうって思えるまで、急いで家に帰らなくてもいいのよ!」とも言われました。

 

 

イギリスでは状況にもよりますが出産後6時間くらいで自宅に帰ることが多いと聞いたことがあったので、なんとなく急いで追い出されちゃうのかな?という印象があったのですが今日の話を聞いてホッとしました。

今回の両親教室を担当された助産師さん、見た目は若そうな助産師さんでしたがとても分かりやすくて会の進行も上手であっという間の2時間でした。

 

 

会の前半、グループでボトルミルクと母乳のメリットデメリットをディスカッション。

DVDでも紹介されていますが、

  • 赤ちゃんがお腹を空かせて泣いているのに、公共の場だからという理由で授乳できないのはおかしい!
  • 母乳を与えること=食事をすることなのにトイレなど不衛生な環境で行うなんておかしい!
  • 授乳が必要な乳児を持つ母親が職場復帰した場合、職場ではベビーのために搾乳ができる時間と場所を確保すべき!

と言った考えをこの会でもみなさんはっきりと言っていて、母乳育児について積極的に取り組みたいと考えている女性が多いなと感じました。

 

 

逆にベビーにボトルミルクを公共の場で与えることを「ボトルミルクを使ってる=母乳が出ない、母親として失格」とプレッシャーに感じる母親もいるのではないか…という意見があり、そういう風に考えちゃうお母さんもいるのかーと思いました。

 

 

 

後半は1回目の検診でいただいたのと同じDVDの中から具体的な授乳方法の部分をピックアップして鑑賞しその後助産師さんが人形を使って説明されました。

 

 

個人的には、母乳には栄養や免疫面のでメリットがあることや経済的であること、ベビーとの関係を築くのにも役立つことから可能な限り母乳栄養に挑戦するのは良いと思いますが、乳腺炎などのトラブルになったり、思うように母乳が出なかったりということも考えられるので、その時は迷わずボトルミルクも使いストレスなく楽しみながら育児ができたらいいなぁと思っています。

 

イギリスのボトルミルクは、お湯で溶かす粉のタイプの他にも1回分ずつ液体になっているタイプもあるので、出かける時などはそういったものも利用してみたいなと思います。