読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スコットランド妊婦検診 その4

スコットランドの医療 妊婦生活

妊娠20週で行われるエコー検査の後は異常がなければもうエコーはありません。

妊娠23週、29週、33週と行われた助産師さんによる検診について振り返ってみます。

 

 

妊娠23週からの検診では今までの検診内容(問診、検尿、血圧測定、触診、胎児心音聴取)に子宮底長の測定と胎動の確認が加わります。日本だと毎回体重をチェックし、腹囲も測定すると思うのですが、それらの測定はスコットランドではありません。

 

 

 

検診3回目 妊娠23週

いつも通り、かかりつけのGPで検診。

この日は出産後の避妊についてのパンフレットをいただきました。

f:id:cream-tea:20161007064059j:plain

避妊方法としてホルモンIUCD、ホルモンフリーIUCD、インプラント、注射、ピルの服用など、どんな方法があって、それらは出産後いつから開始できるかなど具体的に書かれています。

まだ分娩まで3か月以上あるこの時期に?とも思いましたが、望まない妊娠を避けるためには大事なこと。だからこそ、早めに資料を渡しておくという考えなのかもしれません。

 

 

 

検診4回目 妊娠29週

この日は助産師になるために勉強中の学生さんもいて、学生さんに触診や胎児心音聴取、子宮底長測定などをしてもらいました。もちろん、学生さんが行う前に助産師さんも測定し、値が合っているか確認していました。

 

 

このような光景を見ていると自分が看護学生だった頃を思い出します。

あの頃は、指導者の看護師ってすごく怖いというか厳しい人という感じでしたが、スコットランド助産師さんと学生さんの関係はとってもフレンドリーな関係に見えました。

 

 

この日の検診では、いつもの検診内容プラス採血が行われ、血糖値と貧血をチェックされました。イギリスでも地域によって、あるいは経過によってはブドウ糖負荷試験を行うところもあるようですが、私の住む地域では採血による血糖値測定だけでした。

採血の結果、「ちょっと貧血があるから鉄剤を飲むように」と翌日電話連絡があり、かかりつけのGPへ処方箋を取りに行きました。処方量84日分…日本だったら、おそらく一度にこんなにたくさん処方することはないと思いますが、スコットランドでは薬にもよると思いますが一度にたくさん処方されることが多い印象です。

以前、胃の調子が悪くH2ブロッカータイプの胃薬を処方してもらったことがありますが、その時も初めての処方で1ヶ月分処方されたことがあります。

 

 

 

この日の検診後、百日ぜきワクチンを接種。

ワクチンの投与はGPの看護師が行います。採血同様、注射前のアルコール消毒はなしで、筋肉注射で行われました。注射後は数秒 綿花で押さえてくれますが、その後はカットバンも貼りません。出血もないし必要ない!っていう考えなんだと思いますが、日本でのやり方がしっかり頭にある分、やっぱり変な感じがしてしまいます。

 

 

 

検診5回目 妊娠33週

いつも通り問診、検尿、血圧測定、触診、胎児心音聴取、子宮底長測定が行われました。

この日の検診では胎位は頭位だけどまだ33週なのでこれから逆子になる可能性は0ではないこと、まだベビーは骨盤の方まで降りて来てないという結果でした。

Fetal lie/position; longitudinal

Presenting part; cephalic

fifths palpable; free

このまま逆子にならないと良いのですが…

 

 

今回の検診では改めて出産後のskin to skinが大事という話があり、初回の検診時に頂いたこちらの冊子を出産前までに読んでおいてほしいと言われました。

f:id:cream-tea:20161014023653j:plain

 こちらの冊子には母乳育児のことが主に書いてあり全てカラーでたくさんの写真付き。

母乳に含まれる栄養や免疫の話、実際の母乳のあげ方、ベビーがお腹を空かせ授乳が必要な時どんな表情をするか、生まれてすぐのベビーの胃の大きさと何日くらいでどれくらいの大きさに成長していくのか など具体的に書かれていて分かりやすいです。

 

 

 

妊娠・出産も全て保険料だけで賄われるNHSのシステムですが、こういった冊子が色々いただけるのは本当に助かります。