スコットランドで出産 その3

前回の続きです。

 

41週6日の午後、誘発分娩のために地域の病院へ。

そこでもやっぱり子宮収縮が規則的に起きているのでPropessは使えないと言われ、産科Drが人工破水を実施。その後、点滴による誘発剤を使用することになりました。

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41週6日

夜11時過ぎ

点滴による陣痛誘発剤を開始。

開始直前、レニチジン(胃酸を抑える薬)を渡され内服する。

点滴開始後、徐々に痛みが強くなり、バランスボールの上に乗り、口すぼめ呼吸と深呼吸をしていてもかなり痛くなってくる。初めは夫、担当の助産師さんと3人で談笑していたが、だんだん痛みが強くなり、会話の内容がどうでもよくなってくる。

 

 

付き添っていた助産師さんは、とても優しく雰囲気の良い方で、

Nana、well done!!」など、ポジティブな声かけを常にしてくれていました。

でもやっぱり痛くて、痛くて思わず、あぁーとか声が出ちゃいました。

 

 

助産師さんの提案でガス&エアー(イギリスでは出産時に痛み止めとしてよく使われるもので酸素と笑気が半分ずつ入った気体を吸入して使用)を開始。

妊娠中の情報収集ではこのガス&エアーは効かないという人、これを吸い始めたら逆に気持ちが悪くなった人もいると聞いていたので、使おうか迷ったのですが、ほぼ痛みのない状態から誘発剤を使用して急に痛くなったので、やっぱり使うことにしました。

 

使い始めてすぐに効果はなく、やっぱりあんまり効かないのかなーと思っていたのですが、だんだんとお酒を飲んで酔った後のようなふわふわした感じがしてきました。

 

 

この後もさらに痛みが強くなり、助産師さんの提案で色々な痛み止めを使用。

陣痛の痛み自体と痛み止めによりぼーっとする感じとでいつ何の薬を使ったかはっきり覚えてなかったのですが、出産後にカルテをチェックすると、ガス&エアーの他にも、パラセタモール(アセトアミノフェン)の内服、ジヒドロコデイン(麻薬系の薬)の内服をしていました。

 

 

 

42週0日

日付が変わって午前2時過ぎ

さらに痛みが強くなり痛み止めを追加。

 

出産後カルテで確認したところ、この時は吐き気止めと共にモルヒネを使用。

 

 

 

午前2時半前

ベッドに移動し、助産師さんが子宮口をチェック。

まだ2センチから変わりないものの、モニター上陣痛が来ているので誘発剤はこの時の量をマックスとして様子を見ることになる。

 

その後ベビーの心拍が下がり、誘発剤を止めて緊急でオペ室に搬送される。

この時は陣痛の痛みと痛み止めの影響とでぼーっとしていたのですが、急に病室にたくさんのスタッフが駆けつけて来たこと、緊急帝王切開をするために書類にサインさせられたこと、オペ室に行く前にオペ用の服に着替えたことは何となく覚えています。

 

 

オペ室についた後、ベビーの心拍が復活。

今すぐ緊急で帝王切開する必要はないと言われる。

ベビーの心拍がより正確にモニタリングできるよう、お腹の上につけていたセンサーから子宮口から入れて直接胎児の頭部につけるセンサーに切り替える処置をして個室に戻る。

 

個室に戻った後、産科Drから再度説明があり、痛み止めを硬膜外麻酔に切り替えて誘発剤を再度初期量から開始することを提案される。

 

 

 

午前4時半過ぎ

麻酔科Drが来て、硬膜外麻酔を実施。

ベッドに座り、上半身を前かがみにした姿勢で実施する。

 

その後も何度か麻酔の効き具合を確認しに麻酔科Drがやってくる。

下半身が重たくなった感じがしてくる。

 

 

 

午前5時半ごろ

 誘発剤を初期量から再開。

麻酔のおかげで痛みは全くないものの、今までに使った薬の影響と、ずっと寝ていないので、とにかく眠い。

 

徐々に誘発剤の量を増やされるが、辛い痛みがないので気分的にはとても楽。

担当助産師さん、夫と談笑しながら過ごす。また担当助産師さんの提案で、アロマオイルを焚いてもらう。

 

モニタリング中、この病院ではバディシステムというものがあり、つきっきりで見てくれる担当助産師の他に、1時間に1回は他の患者を担当している助産師やDrがやってきて経過に異常がないかダブルチェックしていました。

 

 

 

午前9時過ぎ

担当の助産師さんが交替となる。

 

 

 

午前9時半

産科Drが回診に来る。内診の結果、子宮口はまだ変わらず。

Drに「トイレは行ってる?」と聞かれ、そういえば、夜中、最初に点滴の誘発剤を開始する前にトイレに行って、その後から行ってないことに今更ながら気づく。麻酔をしているので導尿され、濃縮気味だからと補液のための点滴が追加される。

この時、4時間後にまた内診することを告げられる。

 

 

 

午前11時

助産師さんが体温や血圧などを測定。

産科Drもやってきて、モニター上、時々胎児心拍が下がることが続くため、やはり帝王切開をした方がいいかもしれないと言われる。

産科Drが内診するが子宮口の状態は全く変わっていないと言われ、結局帝王切開することになる。

 

 

 

午後12時過ぎ

夫もオペ用のガウンを着てオペ室に入り、立会い出産する。

 

 

 

午後1時前

娘誕生。出産後、本来はオペ室のベッドの上でskin to skinをする予定でしたが、薬の影響であまりにも傾眠状態が強く、ベビーとの初めてのご対面はリカバリー室で。

 

 

 

午後3時ごろ

リカバリー室で初めての授乳にトライ。

リカバリー室で少し過ごした後、4人部屋へ移動。

 

 

 

午後4時半ごろ

術後の検温の結果、発熱があるからとパラセタモールを処方され内服。

発熱の原因を探すため、採血、検尿、咽頭粘膜、膣粘膜からの検体検査を実施。

抗生剤の点滴とクーリングを開始。

 

 

熱は38℃くらいでしたが、出産後の妙なハイテンションであまり熱があるという実感はなかったです。実施した検体検査も異常なく、とりあえず出産2日後まで抗生剤を内服。

 

4人部屋に移動後はずっと母子同室なので、夫と娘と3人で過ごしました。

 

 

 

午後7時過ぎ

「シャワーをして着替えましょう」とこの日、4人部屋を担当する助産師さんが来る。

助産師さんの介助で尿道留置カテーテルが入ったままシャワーを浴び、自宅から持ってきたパジャマに着替える。

 

シャワー後、「お腹空いてるでしょ?もう夕食は終わっちゃったからないけど、トーストなら用意できるわよ」と言われ、紅茶とトーストをいただく。

 

 

 

午後10時過ぎ

大部屋は家族の付き添いができないので、夫は帰宅。

娘と2人で過ごす。

 

 

 

こんな感じで長い出産の日が終わりました。

予定日から2週間遅れ、誘発剤、人工破水、様々な痛み止めの使用、硬膜外麻酔、帝王切開といろいろなことがあった思い出深い出産となりました。

スコットランドで出産 その2

前回の続きです。

 

妊娠41週5日の午後

誘発分娩のため指定された時間に病院受診したのですが、NSTの結果、

『規則的に子宮収縮が来ているからPropess(誘発分娩の際、第一段階の処置として使われるホルモン剤が含まれたタンポンのようなもの)を子宮口へ入れる処置はできない』と言われ帰宅しました。

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 退院する際、翌日午後2時までに何もなければ再度受診するように言われ、今夜こそ陣痛来ないかなーと期待していたのですが結局来ず。。

翌日も病院を受診することになりました。

 

 

 

妊娠41週6日 

午後2時。前日と同じ、地域の病院の産科病棟に到着。

昨日と同じ4人部屋の同じ位置のベッドに案内されました。

 

 

 

午後2時半過ぎ

NSTを開始し、その他体温や血圧なども測定。

約1時間ほどでモニタリング終了。あとでDrが説明に来るからと言われる。

 

 

 

午後4時ごろ

産科Drが内診。

Dr「子宮口の状態はまだ2センチくらいだねー。部屋が空いたら移動して、破水させてみましょう!」と。

個室に案内されるのかなーと思いながら待機。その間に前日同様、夕食のメニューは何がいいか聞かれ選択。

 

 

 

午後5時ごろ

NSTを開始した時とは別の助産師さんがきて、

「バースセンター希望だったわよね。バースセンターに移動できることになったから。荷物を運ぶのは手伝うし、もう少ししたら案内するわ」と言われる。

 

Drに破水させると言われたけど、それでもバースセンターに行けるのか?

バースセンターって基本的に医療処置を行わないナチュラルなお産のための施設っていう認識だったけど、人工破水はバースセンターでもできるものなのか??

いろいろ疑問があり確認すると「大丈夫よ」と笑顔で一言。

 

 

その後バースセンターに案内され、バースセンターで待機。

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まだ新しい施設のようで、産科病棟と比べるととてもキレイな部屋でした。

水中分娩用の大きめのバスタブもありました。

 

 

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マットやビーズ枕もありました。

 

 

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酸素などの配管や、その他医療系のものはこちらの壁の中に収納されていました。

 

シャワーとトイレも個室内にあり、こちらもキレイでした。

またTVや1人掛けのソファーなどもありました。

 

 

 

夕方5時半過ぎ

バースセンター担当の助産師さんが来て、NSTを開始。

10分後、私と夫に、紅茶とコーヒーとビスケットを持って来てくれました。

病院だろうと、出産前だろうと、いつでも紅茶とビスケット…こういうところが、イギリスらしいなぁと感じます。

 

 

 

夕方6時過ぎ

モニタリング終了。

 

 

 

夕方6時20分ごろ

バースセンター担当の助産師さん2人がやって来て、人工破水を実施。

場所は写真2枚目のマットの上。助産師さん、すごくやりにくそうです。

「イギリスでは内診台を見たことがない」という話を以前このブログに書きましたが、こういう処置の時は内診台があった方が医療者としてはやりやすいだろうなーなんて感じました。

また私自身もビーズ枕にもたれながらマットの上で仰向けという姿勢。正直、病院によくある頭元がギャッジアップできるベッドの方が姿勢が楽だなーと思いました。

 

 

 

夕方6時半過ぎ

先ほどの助産師さんたちではうまく破水が実施できず、前日お会いした産科Drが人工破水を実施。

一気にお湯のような生暖かい羊水が流れ出ました。あらかじめ下着やズボンなどは脱いでますが足元までビショビショに。

 

処置後、介助についていた助産師さんから

「お産が進むためにも1時間ぐらい散歩するといいわ。これを履いて病院内を歩いて来て!1時間ぐらいしたらここに戻って来てね。それから、あなたは本来モニタリングも必要でバースセンターの適応ではないの。連絡ミスでここに来ちゃったみたいだけど、散歩の後、戻って来たら産科病棟へ案内するわ。」と、紙パンツと大きなパットを渡される。

 

ですよねー

人工破水までして、この後誘発剤も使うかもしれないのに、バースセンターでっておかしいと思ったのよ。。

 

とりあえず、散歩に行くためにもまずは下着(渡された紙パンツとパット)を履かなくてはいけないのですが、ちょっと動くたびにジョボジョボ出てくる羊水。足元まで濡れてるし、どうしよう…と思っていたら、

 

「シャワーしていいわよ」と助産師さん。

 

え??

破水させた後って、日本では感染のリスクが上がるからシャワーもお風呂も禁止って

聞いたことがあるけど…

 

ちょっと不安でしたが、足元だけでもちょっと洗わないと散歩に行けないと思い、なんとかシャワーのところまで移動して足元を洗い、やっとの思いで渡された紙パンツを履き、自宅から持って来た部屋着用のズボンを履いて散歩へ。

 

パットも余分に数枚もらい、散歩の途中でも何度かパットを交換。

こんなにも羊水出て来てるけど大丈夫なんだろうか?とちょっと不安になりつつも、夫と共に病院内を散歩。そういえば、夕食のメニュー選択したけど結局バースセンターに移動したりで食べてないことに気づき、今夜は長くなりそうなので売店でサンドイッチを購入。徐々に下腹部痛が出てきて、これが陣痛の始まりなのかなーなんて思いながら1時間ほど散歩しバースセンターへ戻る。

 

 

 

夜8時ごろ

一旦バースセンターに戻った後、再び産科病棟へ案内される。

今度は個室に案内される。

徐々に下腹部痛は出てきたものの、妊娠中に時々あった前駆陣痛のような感じで、それほど強くはなく、部屋にあったバランスボールに乗って痛みを逃しつつ夫とサンドイッチを食べる。

 

 

 

夜9時前

翌朝まで担当になる助産師さんが挨拶に来られ、体温、血圧測定、胎児心拍の測定、触診をされる。

 

その後、9時半前まで再び散歩に出かける。

痛みの程度は前駆陣痛よりはちょっと強めだけど、歩いているとちょっと痛みが紛れ、まだ我慢できるなーという程度。

 

 

 

夜9時半過ぎ

病室に戻る。じっとしている方が痛いので、バランスボールの上に乗って過ごす。

産科Dr数名と助産師さん数名のグループ回診のようなものがあり、診察を受ける。点滴による誘発剤を使用することが決定し、担当の助産師さんがルート確保。

やりにくいだろうし、ベッドに移動した方がいいか確認すると、ここで大丈夫よ!と言われ、バランスボールに座ったままでルート確保。

 

日本でもよく使われる点滴用留置針ですが、その前に点滴を刺す部位の周辺に痛み止めとして麻酔薬の注射がされました。

またイギリスでは採血や予防接種の注射の場合はアルコール綿による皮膚の消毒はありませんが、さすがに留置針の場合は消毒がありました。

 

点滴や注射といった、どこの国でも行われる医療処置でもちょっとずつ違うところがあって、以前、看護師をしていた者としては色々と興味深かったです。

 

 

 

夜10時前

NSTによるモニタリング開始。

この時もずっとバランスボールの上。動くと時々モニターのセンサー部分がずれるので時々直してもらいながらモニタリング。担当の助産師さんはずっとつきっきりで、夫も含め3人で談笑しながら過ごす。

 

 

 

夜11時過ぎ

モニタリングは継続しつつ、点滴による誘発剤を開始。

 

 

 

いよいよ最終手段の点滴による誘発が開始になり、これで分娩になるのかなーと思ったのですが、実はこの後も色々なことが起こりました。

 

続きはまた次回 

スコットランドで出産 その1 

明けましておめでとうございます。

前回の記事からだいぶ日が経ち、2017年を迎えてしまいました…

 

 

昨年12月某日、無事、長女が誕生しました。

正直、想像していた出産とはだいぶ異なり、いろんなことが起きた出産となりましたが、今こうして元気でいられること、娘が無事に生まれてきてくれたことに感謝する日々です。

 

今回から数回に渡り、スコットランドでの出産について綴ってみたいと思います。

 

 

 

41週後半までギリギリ待ったのですが、誘発分娩予約日(41週5日)まで生まれず

スコットランドNHSで誘発分娩をすることになりました。

 

前回の記事に書いたスケジュールに沿ってまずは病院受診です。

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妊娠 41週5日

予約時間は午後3時。

いつものGPではなく、エコー検査の時に行った地域の大きな病院を受診。

まずは誘発分娩の場合にルチーンとして行うエコー検査を実施。

 

この時エコーの技師さんから、羊水は十分にあり、胎児心拍もしっかりしている、胎盤も問題なさそうと説明を受けました。

 

 

事前に過期産(妊娠42週以降)の場合のリスクについて調べたところ次のようなものがありました。

  • 胎児が巨大児になり分娩に支障が出る可能性がある。
  • 逆に胎盤機能が低下している場合は胎児が十分な栄養を得られず胎児がストレスを感じる。
  • そのストレスから本来、出産後に排泄する胎便を羊水内で排便してしまい、それを吸飲することによって重篤な呼吸障害を引き起こす胎便吸引症候群になる可能性がある。
  • 羊水が著名に減少し、分娩の際に臍帯を圧迫し胎児の心拍数が低下する可能性がある。

 

 

妊娠中、NHSでのエコーは12週の時と20週の時のみ。日本の妊婦健診でおなじみの胎児の推定体重も聞いたことがなかったので、胎児の大体の大きさを質問してみましたが「それは分からないわ」と即答されてしまいました。

頭の大きさとかいろいろエコーで計測して計算できるんじゃないの?と思いましたが、とりあえず羊水量や胎盤に異常がなくベビーも心拍もしっかりしていることが確認できたのでちょっとホッとしました。

 

 

 

その後、産科病棟へ案内され待合室で待機。

部屋が空いたら案内するからちょっと待ってて!と言われ、15分くらい待った夕方4時過ぎ、4人部屋へ案内されました。すると、日本でいう看護助手さんのような方がみえ、「メニュー選んでね!」と夕食のメニューを持ってきました。

夕食のメニュー?このまま入院???

てっきり、誘発剤の第1段階であるPropessを入れて帰れると思っていたのに…どうなるのかなーとちょっと不安に。

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4人部屋でしたが、日本の大部屋と比べるとかなり広めの印象。

部屋にはシャワーとトイレがあり、陣痛逃しのためのバランスボールやモニター類なども置いてありました。

 

 

夕方4時半過ぎ

初めてのNSTノンストレステスト)を開始。他にも血圧や体温などを測定されました。この日は助産師の学生さんもいて、「バースプランを確認させてください」と言われ事前に書いておいたバースプランを一緒にチェック。

 

バースプラン…

あれを書いたのは随分前のことだったなー。あの頃は、もう37週すぎたらいつ産まれてもおかしくないんだし…なんて思いながら入院用のホスピタルバッグを用意したり、ベビーの服を洗ったりして準備してたっけ。。なんて思いながら、「このプランを書いた時はまさかこんなにも予定日から遅れるとは思ってなかったからバースセンターで出産希望って書いたけど、状況が変わってきちゃったわ。誘発剤を使うと陣痛がかなり強くなるって聞いたことがあるから、状況によっては無痛分娩を希望するかも」ということも伝えました。

 

 

夕方5時

先ほど選んだ夕食が運ばれました。

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正直言って、「すごく美味しい!」とは言えませんが、まー食べられないことはないかな?というお味。ただ、付け合せの茹でたブロッコリーだけは、ここまで茹でなくても…というくらいクタクタで味がなく食べられず。また病院の食事として出された割には栄養バランスは大丈夫なんだろうか?と疑問が残る内容でした。

 

 

夕方6時ごろ

NSTの結果をこの日の担当だった助産師と産科Drがチェック。

その結果「規則的に子宮収縮が来てるから、Propessは使わない方がいい。使うとかなりの強陣痛になる可能性がある。今、痛みはない?」とDr。

 

正直言って全く陣痛らしき痛みはなく、時々感じるお腹の張りのみでした。

しかもこのお腹の張りは臨月に入った頃から毎日のようにあったので、いつもの張りかーという程度。

 

その後、助産師さんが内診と卵膜剥離を実施されましたが、

「まだ2センチぐらいね。今の刺激で効果があったか4時間後にまたチェックするから、それまでは病院で待機ね」と言われ、ちょっとでも効果があるように、夫と病院内を散歩しながら過ごしました。

 

 

夜8時半過ぎ

先ほどまで担当だった助産師が夜の担当に交代するからと挨拶に来られました。

 

 

夜9時

日本でいう看護助手さんのような方が「コーヒーか紅茶はいかが?」と1人1人の患者さんのベッドサイドに声をかけてくださり、紅茶をいただきました。

後々知ることになるのですが、このドリンクサービス、入院中は毎晩ありました。

 

 

夜9時半ごろ

夜の担当の助産師さんが来られ、再びNSTを開始。この時も胎動に伴う張りのみで痛みは全くなし。

 

 

夜10時半ごろ

NSTの結果、やっぱり子宮収縮が一定間隔できてるからPropessは使えないと言われ、再び内診。子宮口は変わらず2センチだったので子宮口の刺激のみされ、退院の許可が出ました。

 

 

翌日の午後2時までに変わりなければまた病院へ来るよう指示されこの日は帰宅。

誘発のための何らかの処置がされると思っていただけに、ちょっと期待外れな気分でこの日は帰宅しました。

 

 

続きはまた次回。

スコットランド妊婦検診 その8(誘発分娩の検討)

前回、40週0日の予定日を過ぎても出産にならず、助産師さんに内診をしていただいたのですが、その後も本格的な陣痛が来ないため、さらに追加の検診へ行ってきました。

 

 

 

検診9回目 妊娠41週

「あれからどうだった?」と調子を聞かれたので、

ベビーは胎動活発で元気なこと、私自身の体調も特に変わりないこと、前回の内診後に少し出血はあったが数日でおさまりおしるしや破水はないこと、前駆陣痛はあるが数回でおさまることを伝え、いつも通り血圧測定や触診などをしました。

 

そして2回目の内診。

前回同様、処置用のベッドの上で行われました。

「んー、今日あたり来るかもしれないし、まだかかるかもしれないわねー。陣痛がいつくるか、こればかりは誰にも分からないから。頭はだいぶ降りて来てるんだけどなー」と助産師さん。

 

 

まもなく妊娠42週に入るため、42週に入る手前で誘発剤を使った分娩をするよう病院へ予約をすることになりました。

 

誘発の方法についてはパンフレットをいただき、説明を受けました。

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白黒の印刷物ですが、16ページにわたって誘発剤の適応となる理由、方法、リスク、処置の流れなどが書いてありました。かなり具体的に書いてあり分かりやすかったです。

 

 

スコットランドNHSにおける誘発分娩(induction)の適応

  1. 妊娠42週以降の過期産になりそうな場合、死産のリスクを避けるために行う。
  2. 妊婦が40歳以上の場合、死産のリスクが少し上がるので検討する。
  3. 破水後24時間以内に分娩に至らなかった場合、感染防止のため行う。
  4. その他、妊婦自身や胎児に異常がある場合に行うことがある。

 

 

スコットランドNHSにおける誘発分娩の流れ

  1. 指定された予約日時にいつものGPではなく地域の病院へ行って直前のエコー検査と内診を行い現在の状況を確認。
  2. 子宮頸管がまだ長く閉じている場合、Propess(小さく平らなタンポンのようなものでプロスタグランジンホルモンが含まれている)を子宮口に挿入。
  3. 2の処置後、outpatient induction(誘発する理由が過期産になる恐れがあるからであり、その他の健康上の問題がなく、30分以内に病院に来ることが可能な場所に住んでいる妊婦の方法)の場合は自宅へ。inpatient induction(健康上の理由で誘発するために、病院での管理が必要な妊婦の方法)の場合はそのまま入院管理。
  4. 2の処置後、生理痛のような痛みが予測される。処置から12時間後に助産師から連絡が来るので状況を説明。それより前に何か心配事がある、出血した、規則的な陣痛が始まった、破水した、胎動が減ったなどの症状がある場合にはすぐに連絡し指示を仰ぐ。
  5. 2の処置後に陣痛や破水が起こらなかった場合もトータル24時間後にはPropessを抜くので病院へ。
  6. Propessを抜いた後、内診を行い子宮口が2センチ以上開いていれば人工的に破水させるが、開いていない場合はプロスタグランジンのジェルを塗る。ジェルによる処置後は必ず管理入院となる。1度ジェルを使用しても子宮口が開かない場合は6時間以上あけて最大3回までジェルを塗る場合がある。
  7. 子宮口が2〜3センチ開いたところで人工的に破水させる。破水後は臍帯が先に出て来てしまうリスクが上がる。その場合は緊急帝王切開となる。
  8. 人工的に破水させた後も規則的な陣痛が起きない場合は、Syntocinon(オキシトシン系の薬剤)の点滴による誘発を行う。この方法の場合、他の方法と比べてより強い痛みを伴う可能性があるため無痛分娩を選択する可能性が高くなる。常時モニタリングをして経過観察する必要があるため体動が制限される場合がある。
  9. 普通分娩の場合同様、痛みのコントロールとしてマッサージやリラクゼーションの方法を取り入れることも可能。普通分娩と比べてより痛みを強く感じる場合も多いので、助産師とその都度相談し鎮痛剤を選択する。

 

 

 

ギリギリで陣痛が来てくれて自然分娩となるのか?

誘発剤を使った分娩になるのか?

 

 

まだ分かりませんが、もうすぐベビーに会えるのは楽しみです。

スコットランド妊婦検診 その7(予定日超過)

前回の38週の検診から2週間経ち、予定日が過ぎましたがベビーはまだお腹の中です。

予定日を過ぎでも出産にならなかったので、検診を受けにGPへ行ってきました。

 

前駆陣痛らしき生理痛のような腹痛は27週のときに初めてあり、その後35週ごろからは週に2〜3回あるものの、おしるしや破水はなし。

胎動は相変わらず活発で、肋骨の下を蹴られたり、頭をグリグリ動かしているのか恥骨や膀胱の圧迫感があったり、お腹もよく張るんですが、いつかな?今日かな?明日かな?と毎日落ち着かない日々です。

 

 

正産期は37週0日から41週6日まで

それはよくわかっているんですが、やっぱりそわそわして落ち着きませんし、なんとなく焦ります。家族、友人からの「そろそろ予定日だよね?体調どう?生まれた??」の電話やメール。

心配していただいてるのは分かるんですが、あれこれ聞かれても、

「いやーまだなんだよねー。いつかなー(こっちが聞きたい…)。」

としか返事のしようがない日々です。

 

 

 

検診8回目 妊娠40週

いつも通りGPへ行くと

「予定日過ぎたねー。調子はどう?過ぎたと言ってもまだ40週だからね、焦らなくていいけど…この間説明した卵膜剥離どうする?やる??」と助産師さん。

「やってほしい。」と返事をすると「そうね、私もその方がいいと思うわ!」と笑顔の助産師さん。

いつも通り、検尿の提出、血圧測定、浮腫のチェックをまず行い、その後、処置用のベッドに移動していつも行なっている触診、子宮底長の測定、胎児心音チェックの後に内診が行われました。

以前ブログにも書きましたが、スコットランドの妊婦検診では基本的に内診がないので、この時が初めての内診でした。

 

 

日本のような内診台がないスコットランド

スコットランドが、というよりおそらくイギリス全体だと思いますが日本のような内診台を見たことがありません。

他の国の婦人科系診察の事情は分かりませんが、日本の産婦人科でおなじみのあのスタイルの内診台って世界ではどれくらい使われているんでしょう?

 

数年前、同じGPで子宮頸癌検診を受けたことがありますが、その時も普通の処置用ベッドの上で行われました。

 

今回の内診も特別な内診台ではなく、いつも使っている使い捨て処置シーツが敷かれたベッドの上で行われました。

「決して気分のいいものじゃないし、痛いかもしれない。痛かったら叫んでくれていいから。無理はしないわ、途中でやめることもできるし。」と助産師さん。

卵膜剥離については経験済みの友人も何人かいますし、体験談などもネットで読んだことがあります。痛いだろうなーという想像は容易にできるので、ある程度覚悟はしていましたが、まさか「叫んでもいいよ!」と言われるとは…

 

実際の処置ですが、思ったより痛くなかったです。

以前、日本で卵管の検査を受けたことがあるのですが、その時の方がよっぽど痛かったです。また日本スタイルの内診台だと、お股も自動的にがっつり開かれる上に、カーテン越しで処置が進められるので実際何をしているのかもよく分からず余計に不安になりますが、スコットランドスタイルではベッドの上でちょっとお股を広げるだけなのと、今から何をされるというのが分かっているということもあり、あっという間の処置でした。

 

 

 

事前に卵膜剥離の体験談についてネットで調べてみたところ、

日本では37週あたりから行う病院もあったり、「おまじない」とDrから言われ、具体的に何をするのかよくわからないままに処置が行われたりすることもあるようです。

 

もちろん、それぞれの施設、医師、助産師の判断により色々なケースがあると思いますが、なんどもグリグリ刺激されたり、十分な説明がないままに処置が行われるのは嫌だなーと思います。

その点、今回のスコットランドでのケースでは事前にちゃんと説明もあり、やるかやらないか妊婦側に決定権があったのはよかったと思います。

 

 

今後の予定はとしては次のように説明がありました。

  • 妊娠41週前半まで様子をみて、それでも出産になってなければもう一度同じ処置をし、その時に誘発剤の使用について検討すること。
  • 誘発剤を使うとしたら、妊娠41週5日以降に使うこと。

 

 

特別な理由がなければ正期産と言われる41週まではなるべく自然な陣痛を待つ方針のスコットランド

いつ生まれるか、ドキドキです。 

予定日を前に思うこと

そろそろ予定日が近づいてきました。

まだかなー、もうすぐかなー、いつかなぁー

 

ベビーちゃんに会える楽しみ半分、陣痛や出産への不安半分で落ち着かない日々です。

 

以前もブログに書きましたが、スコットランドの妊婦検診では、基本的に内診はなし、異常がなければNHSでのエコーは20週が最後なので、ベビーの推定体重、正確な位置、羊水量、子宮口が開きかけているのか…といったことが分かりません。

 

「自然におまかせ、ベビーの生まれたいタイミングが出産の時」という考えについて、私自身は良いと思っていますが…

  • 羊水は十分足りてるかな?少なくなってきていないかな?
  • 触診ではベビーはちょうどいい大きさって言われるけど、スコットランドのちょうどいい大きさって一体どれくらいなんだろう?
  • 子宮口は開き始めててもうすぐ出産になりそうなのか、それともまだまだなのか?

など、気になる日々です。

 

 

ベビーちゃんの胎動はとっても活発なので、そこだけが唯一、「大丈夫!」と思える指標になっています。

 

 

最近はつい気になって気になって…いろんな方の出産にまつわるエピソードをネットで検索して読むことが多いです。陣痛の始まり方、陣痛の感じ方、出産のスタイルやその後の経過など実に様々で、100人いれば100通りの出産があるんだなーと感じます。

いろんなエピソードを読むたびに、なんだか不安になったり、勇気付けられたり…

人は人、自分は自分、ましてやここはスコットランドで日本とはまた違うし、あまりいろんなエピソードを検索して読まない方がいいのかもしれませんが、つい調べてしまいます。

 

 

 

いろんな方のエピソードを読んでいると「出産」について色々考えさせられることがあります。

  • 会陰切開の是非
  • 妊婦自身が出産のスタイルを選択すること
  • 無痛分娩の是非            など

 

 

 

会陰切開

「絶対に嫌!切りたくない」と考える人もいる一方で「ひどく裂けたら治りが悪いし、その後の生活にも影響が出るから切ってほしい」と考える人。

個人的には後の生活に影響が出るようなひどい裂け方をしそうならその前に切ってほしいなと思います。またベビーの心拍数が下がってきた場合など、ゆっくり会陰が伸びるのを待っていられない状況での切開は仕方がないと思います。

ですが、必要もないのにルチーンのように切るのはどうかと思います。必要かどうかの判断の見極めと、どういった場合に切るのか、なぜ必要なのか十分な説明を受けることが大切だと思います。

 

 

 

出産のスタイル

どこで、どんな格好で、どんな環境で産むのか…

最近アクティブバースとかフリースタイル分娩といった言葉をよく聞きます。誰もが同じように分娩台の上で産むのではなく、個々に合わせた体位でいきみ逃しをしたり、リラックスできるように環境を整えたりと各医療施設によって選択肢の多い少ないはあるようですが、「出産=分娩台の上で」ではなくなってきていると感じます。

スコットランドでは以前にも書きましたが、病院、病院に併設されたバースセンター、自宅の中から出産場所が選べ、基本的には助産師さんがメインで介助にあたります。

出産はリラックスすることが大事と聞いたことがあります。

緊張して過呼吸になったりするとお産の進みも悪くなり、痛みが増したりベビーに十分な酸素が送れなくなるそうです。

いろいろな選択肢の中から妊婦さん側が納得できる方法を選択できるのがいいとは思いますが、状況によっては分娩台の上に乗ってもらい医療処置が必要な場合もあるでしょうし、こまめなモニタリングが必要な場合もあると思うので、その時々の状況に合わせて、どんな方法なら可能か説明してもらいたいと思います。

 

 

 

無痛分娩

陣痛のコントロールとして、欧米では硬膜外麻酔による無痛分娩がよく行われているという話を聞いたことがありますが、日本産科麻酔学会のHPによると、欧米と言っても国によって差があるなと思いました。

www.jsoap.com

 

どの国のデータも2010年よりも前のデータなので今現在の状況とはまた違うと思いますが、イギリスの無痛分娩は全分娩の26%(2006年)となっています。

数値だけで見ると日本より無痛分娩の割合が多いとは思いますが、実際スコットランドで妊婦検診や両親教室を受けていて、無痛分娩を勧められるとか、無痛分娩が当たり前という印象はありません。

ただ、選択肢の1つとして硬膜外麻酔による無痛分娩があるほか、笑気を使ったガス&エアーという方法、麻酔薬の注射などがあること、他にも水中分娩などいろいろな選択肢があるのは日本と違うのではないかと思います。

cream-tea.hatenablog.com

 

痛みを感じてこそ出産!

痛みを感じるから母性が生まれる!

と言った精神論のようなものは個人的に全く信じていません。

痛みに耐えられそうにないなら無痛分娩を選択することも必要だと思います。

ただ、痛みの感じ方は個人差があり、麻酔による副作用もゼロではないので十分な説明を受けて納得した上で使うこと、麻酔を使いたいと思った時にその選択肢があることが大切だと思います。

 

 

 

周産期医療は他の医療分野と違い、基本的に「病気を治す」ではなく、「自然なことである妊娠・出産をサポートする 」という要素が強いからこそ、いろいろな考えが出やすい分野なのではないかと思います。

 

 

近代医学が発展するずっと昔から行われ続けてきた妊娠・出産…だからこそ、なるべく自然な方法で!と考える人。

 

近代医学が発展して産科医が登場し、緊急帝王切開ができるようになったり、エコーなどの医療機器が発達したことにより今まで助けることができなかった命が助かるようになり、妊娠・出産がより安全なものになった…だからこそ妊娠・出産においても積極的な医療介入が必要と考える人。

 

 

 

周産期医療の分野は積極的な医療介入が必要な状況かどうかを見極める判断がとても大切であり、またその判断が難しい分野なのではないかと思います。

スコットランド妊婦検診 その6

妊娠37週〜41週この時期は正期産と言われています。

40週0日が予定日ですが、37週を過ぎればベビーは子宮の外の世界で生きていけるくらい十分成長している=いつ生まれても大丈夫な時期と言われています。

 

 

日本では妊娠36週以降になると毎週検診があると思います。

また内診で子宮口の開き具合を確認し出産が近いのか、もう少しかかりそうなのかチェックしたり、場合によっては卵膜剥離の処置をされることもあるかと思いますが、スコットランドでは基本的に内診はありません。

またNSTノンストレステスト)もスコットランドの妊婦検診で受けたことはありません。

 

 

 

検診7回目 妊娠38週 

この日の検診はいつもの助産師さん。

「もう38W、あっという間だったわねー 。出産の準備は順調?」といつもの和やかな雰囲気で検診が始まりました。

この日の検診もいつもと変わらない内容で検尿を提出しその場でチェックしたあと、血圧測定、浮腫の確認、触診、子宮底長測定、胎児心音測定が行われました。

 

 

触診の際、

「胎児も降りて来てるし、ベビーのサイズもちょうどいいくらいだと思うわ。 ベビーの背中があなたの右側にあるんだけど、(確かに左側に足があるようで、いつも左側を蹴られます。)生まれるときにはベビーの背中があなたのおなか側に来るようにベビーが回るといいのよ。逆にあなたの背中側に行っちゃうとたくさん回らないと行けなくなるの。分娩の時には、背もたれのある椅子に反対向きに座ってお腹側に寄りかかる姿勢をとったり、バランスボールの上で腹ばいになったりするといいわよ」とアドバイスを受けました。

 

 

また病院へ行くタイミングの確認として、

おしるしや陣痛が始まったりして何か気になればいつでも連絡してくれていいけど、基本は3分間隔の陣痛になった時が病院に来るタイミングだからね。旦那さんとおしゃべりしたりTV見たり、お風呂に入ったりしてリラックスしてればいいのよ。3分間隔になる前に来ても、まだ早いって家に帰される可能性があるから。3分っていうのは最初の陣痛が始まってから、次の陣痛が始まるまでよ。最初の陣痛が終わってから次の陣痛が始まるまでじゃないからね!」と念を押されました。

 

 

子宮口が開くまでの分娩第一期は、初産婦の場合時間がかかると聞きますが、長いこと自宅で我慢できるのか…ちょっと心配です。

 

 

また

「予定日過ぎても生まれなかったら、予定日の4日後にまた検診をするわ。そのとき、あなたが希望するなら卵膜剥離をするけど、これは絶対じゃないから。やってもやらなくてもいいの。やるとその後に陣痛が誘発されやすいけど、やるかやらないかはあなたが考えといてくれたらいいから。」と言われました。

 

 

 

冒頭にも書きましたが、スコットランドの妊婦検診では内診がないので、子宮口が開きかけているのか、まだまだ硬いのか、出産はいつ頃になりそうなのか全く分かりません。

 

このことについて、「大丈夫なんだろうか?」と不安になる気持ちがあったのですが、

「41週までは正期産なんだし、慌てなくてもベビーが生まれたいタイミングで出て来てくれたらいいか!」と思えるようになってきました。

 

 

日本では37週以降、検診で子宮口の開き具合をチェックしたり、予定日前でも卵膜剥離される場合もあることをイギリス人夫に話したところ…

 

「卵膜剥離って、聞いてるだけで痛そうな処置だけど、そんなことしなくてもいいんじゃないか?41週過ぎたら何か処置が必要かもしれないけど、日本ではその前に慌てて処置する意味が分かんないよ。仮にベビーが大きくなり過ぎたとか、41週過ぎて早く出産しなきゃっていう状況なら帝王切開するとか麻酔(無痛分娩)使いながら誘発剤使うって方法だってあるだろうし…」と。

 

 

確かに…そうかも。

 

 

 日本と比べ、検診やエコーの回数も少なく、内診もなく…と自然任せな感じのスコットランド流の妊婦生活。「本当にいいの?」と思ったこと、スコットランドのやり方を否定的に考えたこともありましたが、あれこれ考え過ぎたり、検診で痛い思いをすることなく妊婦生活が遅れたのは良かったなと思います。